見分けるポイント

保険のトラブル急増中!悪徳業者と優良業者の見分け方

火災保険は住まいを守るために必要不可欠な保険です。

火災保険は火事による被害だけでなく、台風や豪雪などの自然災害による損害も補償します。不測の事態はいつ起こるかわかりません。自力での備えには限りがあるため、住宅を購入または賃貸契約する際には、火災保険への加入も同時に行うようになっています。日本において火災保険は最も普及している保険のひとつなのです。

このように、多くの人々が火災保険に加入している状況でありながら、保険に対する知識は十分に浸透しているとは言えない状況です。その証拠に、火災保険の請求を代行するなどと謳う業者が増えてトラブルの原因になっています。

保険商品の種類は幅広く、保険選びが難しくなりつつあるなか、保険の専門家はどんどん存在感を増しています。保険を選ぶ際や、何らかの要因によって損壊した建物を修繕する際、ご自分が加入している保険で費用が保障されるかどうか専門家に相談することは確かに有効な手段です。

とはいえ、保険および保険請求の専門家がすべて優良業者とは限らないので、これから保険に加入なさる方や、これから保険金を請求なさる方はご注意ください。

悪徳業者の見分け方をいくつかのポイントでご紹介します。保険関連業者の性質を判別する参考にしていただければ幸いです。

トラブルの原因は…「保険の知識不足」につけこむ悪徳業者

火災保険は火事以外による被害も補償する保険ですが、「火災保険」という名前が誤解のもととなり、保険金を請求できる機会を失っている利用者も多いといいます。

保険金請求を代行する業者には需要があるわけです。
実際に、代行業者を利用して火事以外の自然災害や突発的な事故による損害に補償金が支払われたというケースも少なくはありません。

しかし、悪質な保険請求の代行業者はそうした方々の知識不足につけこんで高額な料金を請求します。その手口は年々巧妙になってきています。

「悪徳業者」の特徴さえ把握しておけばトラブルに巻き込まれる恐れをかなり抑えられるはずです。また、火災保険について基本的な知識だけでも覚えておけば、悪質な業者が営業をかけてきた時にもすぐにおかしな部分を指摘できるでしょう。

悪質な保険金請求の代行業者がどのように消費者を「ダマす」のか、火災保険はどのようなときに請求できるのか詳しく見ていきたいと思います。

保険金請求を代行する業者はさまざまな形で消費者をダマす

近年の国民生活センターへの相談では、屋根修繕などの工事で想定外の高額な費用を請求されたというものが増えています。この10年間で相談件数はおよそ50倍に増え、被災地のみならず全国で悪質な業者とのトラブルが起こっているとして注目が集まりつつあります。

リフォーム会社などが「火災保険を利用したら安く工事できる」などと個人に営業をかけ、実際には保険金を請求しなかったり、もともと火災保険の適用外だと分かっているのに請求し、保険金が下りなかったからと工事費を全額請求したりという手口が多いようです。

そうしたタイプの悪徳業者は、たいていの場合ある日突然自宅にやってきて、「今ならお安く工事できます!」「今日なら特別にこれだけお値引きできます!」など、他社と比較検討する時間を与えずに契約を迫ります。

最初から「保険金代行業者」として消費者に近づくのではなく、リフォーム会社などの顔をしてアプローチしてくるところが一つの特徴と言えるでしょう。

悪徳業者が使いがちな営業のフレーズ

電話をする男性

  • 本日たまたまお近くで工事を行っておりましてごあいさつに伺いました。拝見したところお宅の屋根や外壁に多少痛みがあるようです。無料点検を実施しておりますのでご利用になりませんか?
  • 火災保険を使えば無料でリフォームできます。保険金の請求は当社が代行いたします。ご自宅の外壁、屋根など、気になるところをこの機会に修繕しませんか?
  • お宅の屋根から屋根瓦が落ちています。今ならお安く修繕できますので、ぜひ当社と契約を!
  • お宅の屋根は瓦屋根なので家がつぶれる恐れがあります。軽量の屋根材に葺き替える工事が必要です

などなど、これらに類似する文句で営業をかけて来る業者は要注意です。「今なら安くなる」と早急な契約を迫るのは、リフォーム業者としての技術力に自信がない証拠です。他社と見積もりを比較することを「相見積もり」と言いますが、悪徳業者は相見積もりで他社に打ち勝つ力がないため、顧客をその場で囲い込もうとします。

また、根拠もなく「火災保険で工事が無料になる」などと押し出す業者はほぼ確実に悪質です。火災保険では屋根修繕についても台風被害などが原因であれば全額費用の補償を受けられます。

火災保険は確かに火事以外の事故や自然災害もカバーする保険ですが、理由のないリフォームまで補償することはありません。

「お客様の代わりに火災保険請求を代行します!」悪徳業者の見分け方

営業

飛び込み営業という業態は年々減少していますが皆無ではありません。営業を受けた時に判断の指標となるように、屋根修繕と火災保険請求の代行をセットにした悪徳業者を見分けるポイントを以下にまとめます。

営業に屋根修繕や塗装の知識がない

火災保険請求代行にまつわる悪質な業者は自社で施工せず、営業だけで収入を得る業態が多いようです。そのため、営業担当者が専門知識を持っておらず、ちょっとした質問にも満足に答えられないというケースがよく見られます。

屋根修繕などを勧めておきながら「詳しくは工事担当者に質問してください」などとその場を逃れようとする営業担当者に出会ったら、それは悪徳業者のサインかもしれません。

無料の屋根や外壁点検の勧誘がしつこい

営業で収入を得る悪徳業者は「無料点検」などでユーザーのお得感を煽り、契約の隙を伺います。悪徳業者の勧誘は何度でもやってくる所がひとつの特徴です。

無料点検で屋根をわざと破損させるような悪質な業者もいます。無料だからと安易に受け入れないよう、ご注意ください。

工事期間が長い

悪徳業者は少しでも工期を伸ばして工事費を高額にしようとします。

優良な業者ならば最も効率のいい工法を最短期間で終了できるように計画しますので、点検や工事を依頼したものの、トラブルの原因をなかなか特定できなかったり、なかなか修理が終わらなかったり、修理がいったん終わってもすぐにまたトラブルが起こるようであれば、その業者を疑うべきです。

検討期間を置かずに契約を迫る

先にも述べたように、突然訪れてその場で契約を迫るなど、検討させずに囲い込もうとする業者はそもそも悪質です。自社の技術力に自信がない証拠ですので、絶対に契約しないようにしましょう。

実店舗がなく施工例を公表していない

屋根修繕などの工事を勧めておきながら、どのような工事が得意なのか説明できない、工事例を写真などで提示できない、実績を証明できない、店舗を案内できないなどの場合は信頼できる業者とは言えません。

実店舗を持たない業者は営業だけで収入を得ていると考えられます。

いかがでしたか?
特に悪質な業者の場合、無料点検と言って屋根に上り、わざと屋根瓦を引き抜いて破損させるなどの違法行為に走ることもあります。悪徳業者とつながりを持たないよう、これらのチェックポイントに少しでも引っかかったら全力でシャットアウトするように心がけてください。

火災保険・地震保険の相談窓口を利用するメリット

ここまでは保険金請求の代行業者の闇に注目してきましたが、実は、火災保険・地震保険は第三者的期間に相談するメリットもあります。
悪徳業者と優良業者を見分けられてこそ活かせるメリットです。

火災保険・地震保険は契約者自身が保険会社に電話するだけで保険金を受け取れます。
ただし、被害の鑑定結果によっては保険金が少なく見積もられたり、それどころか保険金が下りない場合もあるのです。

保険会社もまた営利団体ですから、保険商品をなるべく多く販売しつつ、できるだけ補償金を支払いたくないと考えるのは当然でしょう。しかし、消費者側からするとたまったものではありませんよね。

保険金を請求する側に専門知識があれば、専門家集団である保険会社とも対等に渡り合えます。火災保険・地震保険の相談窓口はそのためにあるのです。

私たち「火災保険・地震保険の相談窓口」は保険金請求と建物のエキスパートです。
個人の保険金未払い案件など、過去のトラブルにも対応いたします。保険相談にご興味がある方、気になった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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